2009年02月28日

環境省のデータをチェックする

 英国に続き米国が温室効果ガス削減対策についての具体策が挙げている中、日本がなかなか上がってこないので、直接、環境省のデータを調べてみる事にした。

 理系、即ち、自然科学や基礎科学に脳が馴染んでくると、挙げられているデータが、理系のものであるのか、工学系のものであるのか、文系であるのかがわかる。

 今回、「平成19年度分・環境報告書〜環境配慮促進法に基づく環境配慮等の状況の公表」を分析した。結果から先の述べれば、これを見てしまえば、有識者はEUやUSとのその落差加減に、落胆してしまうだろう。私的には、危機感が増しています。

 勘違いされているあたり、今ならまだ間に合うから、これを書いていたのだけれど、もし、威圧するような傾向にあるのなら、日本政府・環境省は完全に諦めます。

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2009年02月26日

基礎の基礎 − 放射能と放射線の違い

 放射線を出す能力を放射能といい、この能力をもった物質を放射能性物質という。

【放射線の種類】  
 α線:紙を通さない
 β線:紙を通し、アルミ板を通さない
 γ線:紙を通し、アルミ板を通し、厚いコンクリートを通さない

【放射能船の単位】
 1 mSv = 1/1000 Sv (sv:シーベルト/mSv:ミリシーベルト)
 クーロン/Kg (C/Kg) = どれだけ来ているか
 ベクレル(Bq)= どれだけ出ているか
 グレイ(Gy)= どれだけ吸収されたか
 シーベルト(Sv)= 人体への影響度合



▼原子力発電所周辺の放射線(九州調べ)

周囲の人が受ける放射線はきわめて低い。管理目標0.05 mSvに対し、実際はその1/50の0.001 mSv 以下で、自然放射線の1/1000以下である。

原子力発電所で働く人たちの場合には、法令の限度値を大きく下回っている。7年前の資料では線量限度年間50mSvに対し、平均1.2mSv。さらに出来るだけ低くするよう配慮し推進中であるという。

*九州の場合
(災害を受けやすいこともあってそれだけコストをかけている:だから他より電気量は高いらしい)


▼食品と体内の放射線
 日常の食物には、カリウム40などの自然の放射線物質が含まれている。これにより、私たちは体内からも放射線を受けている。

  一例:干し昆布 2000 Bq 干し椎茸 700 Bq
     ポテトチップス 400 Bq ほうれん草 200 Bq
     魚 100 Bq 肉 100 Bq 牛乳 50 Bq 
     白米 30 Bq 食パン 30 Bq ビール 10 Bq  

 一人当たりの自然放射線、年間2.4 mSv
 NYへの飛行機旅行(往復) 10 mSv
胃のX線検診 一回につき 0.6 mSv
 胸部のX線(CTスキャン)一回につき 6.9 mSv 
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memo − 電源設備について

一例として、

ガスタービンと蒸気タービンを組合せた
LNGコンバインドサイクル(複合発電方式)送電端熱効率 約48%
従来型LNG 送電端熱効率 約39%

PFBC(加圧流動床複合発電方式)送電端熱効率 約42%
従来型石炭火力 送電端熱効率 約40%

火力発電には:石油火力・LNG火力・石炭火力
 石油火力 : 一例)昼間ピーク 50〜100% 夜間停止
 LNG火力 : 一例)昼間100% 夜間停止
 石炭火力 : 一例)昼間100% 夜間は需要減にあわせて50%程度の出力

揚水式水力(ピーク需要対応)
 昼間ピーク時に発電し、深夜に揚げ水

一般水力には:貯水池式・調整池式水力・調整池式水力
 貯水池式:ダムの水位と河川の流れ込み量を配慮し、ピーク時に100%出力、夜間は停止。
 調整池式水力:河川の流れ込み量を調整池で調整し、主に昼間に運転。
 流れ込み式水力:河川の流れ込み量に応じて昼間・夜間フラット運転。

(注):原子力・地熱(ベース需要対応)
 : 一例)昼間・夜間とも100%出力でフラット運転

原子力:プルトニウムの廃材→サイクルプルサーマル(プラン内)
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posted by 0≠素子 at 11:53| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

地球温暖化対策についての考察

 『Hello』より進展させて、自然科学を底辺に地球温暖化対策についての考察を重点的にしてみましょう。


 京都議定書が発足して以降、地球環境問題を取り上げた著書が数多く発刊されていることや、メディアにて取り上げてこられたので、一般的には、多くはそれらの情報をそのまま信じこられてきた方が非常に多いかと思います。

 特に、世界中で討論の火種となったのはゴア氏の『不都合な真実』だと思います。ロジャー・レヴェル博士の影響で博士の仮説モデルを用いて理論展開していますが、物理学では示されるはずの細かな物理根拠を示すことなく、「黙示録」で描かれたような予言の如く示されてきただけに、「地球温暖化問題は新しい信仰宗教のようなものだ」と指摘されるケースが多くありました。

 物理学の基礎から積み上げてきた私から見れば、自然科学の手法を用いられておらず、現在の気象学を参考にせず、ニュートン・スケールの絶対静止性で議論展開され続けてきたように思えます。

 それ以前も、IPCCの物理学ベースのデータが科学界で報告されている実数と違うため、妥当なデータが報告されるようになるまでは、科学界が後押しをすることはありませんでした。

 小説の世界では至って現実思考で展開する性質のあるマイクル・クライトンが「恐怖の存在」という作品を発表していますが、この作品にはこのような背景から起こりえる可能性から導き出したフィクションを描いています。 − 逆に言えば、温室効果ガス削減を道具に、営利目的のみで、実質には削減できない商品を売るのは作品で描かれたテロリストと同じ行為をしているのと同等(物理は同じ)とも取れる内容のものです。

 私はといえば、IPCCの前進から見てきました。前進はただの仮説で、科学界で扱うには根拠がなさ過ぎたものでした。無論、レヴェル博士の仮説は仮説として知っていましたが、関連付けるには物理学上の根拠がなかったのです。

 やがてWWFなどの大型の自然保護団体(NGO)の政治的な後押しもあって(特に米国と日本はこの傾向)、政治面の流れによる傾向が強かったのも事実ですが、自然科学界では挙げられてくる報告から異常を察知し、温室効果ガスの削減の必要性があると認識するようになり、科学界から働きかけるようになりました。

 このような流れの中でIPCCの活動が進められてきたので、一般的には地球温暖化のメカニズムや物理を理解されていないまま信じ込まれているケースが非常に多いかと思います。

 地球温暖化については地球という惑星のダイナミックスなシステムによる物理現象に過ぎないものであるので、自然科学の有識者の場合には、一般的(世間に繰り広げられたゴア説支持者と地球温暖化は全く嘘だ支持者の論争)に繰り広げられた論争とは全く違った知見を持ち、この両者の説には否定的な見解を持っています。私も同じ見解なのですが、自然科学の有識者の場合には、まず、生存危機を及ぼすのが温室効果ガスにあるため、「温室効果ガス削減」の必要性について着目してきました。

 昨日たまたま興味深いものを見つけたので一例として取り上げますが、EUのノーベル賞受賞を受けた科学者たちが集まってIPCCについて議論したものを取り上げた『ノーベル賞受賞科学者達は人間による温暖化をどう見るか?』にあるように、物理を理解している有識者である場合、一般の人々の場合とこれだけ違う見方をします。

 IPCCの温室効果ガス削減対策について、批判されてあるところは非常に細かいところの部分です。地球環境は気候の構造を見てわかるように、ニュートンモデルのような絶対静止性のスケールではなく、流体的なメカニズムを持つ動的なものです。また、地球のメカニズムというのは、気候は海洋と深い関わりがあり、陸上とのサイクルで成り立っているので、複雑なメカニズムで成り立っています。このため、ダイナミックスといった言葉で説明される事もあるわけですが、一言で地球温暖化といっても、複雑なメカニズムから成り立っている自然現象といえます。

 実質の話、温室効果ガスには様々な発生原因があります。例えば、田んぼは湿地帯ですから、メタンが好んで温室効果ガスを発生させます。産業革命以降温室効果ガスが多量に発生しているのも、科学界では確認が取れているので人為由来が大きい事も認識しています。

 石炭燃料やメタンハイドレートは採取する段階や輸送する過程でも、エネルギー生産する過程でも、温室効果ガスを発生しやすいものであるので、温室効果ガスを発生しやすいというのは間違いではありません。

 それぞれ物理的な見解上で実数を出されています。しかし、中には批判されているような内容があるからといって、地球環境問題を否定しているわけではありません。

 何故なら、そのまま続けば増え続けるであろう温室効果ガスを削減しなければ、気候変動で生じる自然災害がもっと起きやすくなるであろうし、温度が上昇すれば、熱射病など、環境によっては疫病などが発生しやすくなるでしょう。また、気候変動による農作物の不具合は元より、総人口が多いだけ食料危機や地下水の枯渇など、様々な問題が出てきます

 この辺りの物理を一般的には理解されていない人々が多すぎるようです。が、「温室効果ガス削減を達成するためには」テーマにすれば、これら(自然科学の基礎知識:地球環境のシステム)を一般的に認識するようにできなければ(人々が理解できるようにならなければ)、人文社会科学との構造主義化システムの構築は理論上において不可能です

 専門の学術を知りえている有識者で集まる研究者の間では難なく研究を進められる世界の話です。

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posted by 0≠素子 at 09:54| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月22日

よく勘違いされる辺り

 実際の地球温暖化で生じる生存危機の可能性についての考察において、人類にとって一番恐怖とされるあたりは、「気候変動の災害」「食糧不足」「水不足」「疫病」などにあたるでしょう。

 サイエンス系のチャンネルを見ていて、おかしいなと気がついた話を先に述べれば、nature no.7224 p.985において、H5N1インフルエンザウイルスのNS1のX線構造についてベイラー医科大学より報告が出ていますが、宇宙からのウイルスにおいては自然科学界では取り上げられていません。

 また、宇宙からのウイルスについては、理論上では可能性はあってもNASAにおいても発見されておらず、クライトンが『病原菌アンドロメダ』の著筆において、その当時は、その可能性があった場合に医師がどう対応するかについての研究した著者がその体験に基づいて書いたものだが実際は発見されなかったことも述べられています。


 地球温暖化について、よくある勘違いが、地震と地球温暖化は直接的な影響はありません。地震で気候に影響するとすれば、噴火に伴ったエアロゾルが大気中にばら撒かれると大気に膜を作って温度が低下するといったもので、また、二次災害などで大規模な火事があればCO2が発生した分だけ大気に影響するぐらいのものです。

 勿論、大気は海洋とも影響しあうものでもあるので、地球温暖化に至るメカニズムにおいては、極めて複雑なメカニズムで成り立っています。

 地震については、プレートや活断層で物理作用が生じるものであるので、多くは過去のデータより(すでにプレートや活断層があるのだから)既に引き起こって、確認できている活断層については、地震が引き起こる可能性を考える事が出来ます。

 勿論、未知の活断層もあるので、地震予知することは難しいものとなっていますが、少なくとも、地震のメカニズムにおいては、意味もなく生じるものではないので、無闇にこじつけるべきではないと思います。


 地球温暖化問題については、一般的に、IPCCでは物理学で説明されるあたりなので、地球環境システムとしての生物学上生態系の説明がなかったりするわけですが、前々から気にしていた話…。

 地球温暖化で説明されにくいのが、熱力学的作用と、重力の作用などの細かい話ですね…。

posted by 0≠素子 at 20:19| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月20日

昨夜の報道を見ていると…

 私の知見といえば、機械工学寄りではあるんですが、基本的には、そのスケールを、至って純粋な自然科学をベースにしています。基礎科学のテキストでの独学は兼ねてからしており、3年前には放送大学のテキストなどで学習しています。データの多くは観測所などの研究機関や週刊科学誌のnatureで情報収集しています。

 このブログに挙げているデータといえば、自然科学系の地球環境問題対策のデータベースぐらいは取り上げることが出来ますが、扱うのは学術レベルです。

 少なくとも、経済や産業に即活用できるといった流れのものでもありません。


 昨夜の報道といえば、藻類を原料とした代替燃料やソーラーが取り上げられていましたが、昨夜のニュースを見ていて、その流れから、随分勘違いされているものだと思っていました。

 今から太陽発電系だとクローズアップされていますが、まずどれぐらいの汎用性があるのか、シェアなどを想定されていない状態でソーラー開発系の仕事を求む求人が増えたといった報道が行われていましたね。

 しかし、要はそれをどうやって使うかが一番問題であって、地上であると、自然災害(台風や落雷・酸性雨など)で劣化が起こりやすいことが難問になります。地上であると、まず面積が必要になります。また一定した発電が行えるわけではないので、デメリットやリスクが大きくなります。しかし、大気圏上空であれば、地上の二倍の能力が発揮でき、水星付近だと小さな設備で済みます。

 現在米国で着目されている藻類の代替燃料については、まず、その畑一帯の海洋ではその域で生息する生物が死滅し生態系が崩壊します。海洋は気候にも影響を及ぼします。

 藻は毒物も吸収しますから、そうなると、生物が化学物質を取り込む度に10^10の濃度になるわけであるから、大気汚染をばらまく可能性もありますね。そうなると、環境汚染の問題も浮上する可能性も出てきます。

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posted by 0≠素子 at 17:12| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月07日

ああ

わからん
posted by 0≠素子 at 07:34| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月17日

はじめに

 実は、本ブログは、削除してしまった『地球環境を考える』の復刻版である。

 所謂、『science-de-survivor』の環境科学版となる。


 開設するに至っては、しばらく休んでいた科学系ブログでの活動を再開するにリサーチを行っていた過程の中で、科学系列においても、危惧される諸問題が数多く見えてきたからなんであるけれども、自身のブログはそれぞれに目的や趣旨を定めて運営していることから、それらを取り上げるスペースがなかったため、今回の開設に至った。

 本ブログで取り上げるべきものは、既に、既存の自身のブログで『Paradox:鯨保護と地震研究』を取り上げたが、今後はこのブログで取り上げるとする。

posted by 0≠素子 at 11:15| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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